石黒産業エクステリアカタログVol.8
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Ⅰ.コンクリート製品の特性本来コンクリートブロック製品は他の建築材料と比較しても、耐久性が高く施工後のメンテナンスもほとんど不要ですが、近年は景観性に富んだ化粧コンクリートブロックのニーズが高まり、主流となっています。そのため、色合いや肌合いといった化粧コンクリートならではの魅力を保つためには、適切なメンテナンスが必要となってきます。※当社コンクリート製品は自然素材を原材料に若干の着色を施しているため、 商品色については若干の色幅がありますのでご了承ください。風合いや耐久性が損なわれるのは、主に次のようなことが原因と思われます。セメント硬化体中に含まれているアルカリ成分が、水溶液として表面に運ばれ、そこで水分のみが蒸発すると、残された成分が綿状に白く結晶化します。これが白華(エフロレッセンス)です。構造物の強度には問題はなく生成物による環境面への影響も無害ですが、商品の美観が損なわれます。白華現象とメンテナンス白華は次のような条件において発生しやすくなります●雨や水溜まりなどが影響。吸水率の高い製品にも注意が必要。●製造直後の若材齢時。●冬期(気温が低いとき)や梅雨時(湿度が高いとき)。●風が当たると商品の表面で水分の蒸発が進むため発生しやすい。●モルタルなどからも多く発生。とくに空練りモルタルは発生の可能性が高い。1 2 3 4 コンクリート、モルタル中の可溶性アルカリ・カルシウム成分雨・雪・霜や散水によって水に溶け出す コンクリート、モルタルの表面に移動 乾燥して水分が蒸発し結晶化 水酸化カルシウム Ca(OH)2 硫酸ナトリウム Na2SO4 硫酸カリウム K2SO4 白華の予防はコンクリートブロック内部への水の浸透を阻止(防水対策)することが第一ですが、下記のような対策も有効です。白華の予防【組積商品(化粧ブロックやレンガなど)】●ブロック空洞内部に水が滞留しないようにしてください。場合によっては水抜き部を設けてください。●充填モルタルや目地モルタルに白華抑制剤を混入してください。●最上段は笠木を使用し、隙間ができないように目地詰めを行ってください。【敷設商品(インターロッキングブロックやコンクリート平板など)】●水が滞留しないよう2%程度の勾配を設けてください。●路盤が密粒度アスファルトコンクリートなどの場合は、必ず水抜きを設置してください。このような状態は、一概に商品の性能上の欠陥ではありませんが、的確な予防と対策で未然に防ぐことができます。《白 華》◆《凍 害》◆《汚 れ》◆《ひび割れ》◆《中性化》●析出した白華が綿状で薄い場合は、水洗いで比較的容易に除去できます。●強固で厚い場合、ワイヤブラシなどで削るか、白華除去剤で溶解後に水洗いをします。※除去処理後は、再発防止のために前述の予防策を講じてください。白華の除去白華除去剤「アクトル」による除去方法※1L当たり4〜8㎡の施工が可能です。※カラー商品に使用する場合、未塗布の周囲と色が合わなくなる恐れがあるため、全体に塗布してください。1ブロック表面をまんべんに水で濡らします。(アクトルの内部への浸透防止)2原液を2〜3倍に水で希釈(白華が頑固な場合は原液)した溶液を塗布し、ブラッシングします。3約10秒で効果が現れますので、ブロックが乾く前に、多量の水で「アクトル」を流します。4組積商品:乾燥後に白華防止のため吸水防止剤「アクアシール200S」     を塗布して終了です。敷設商品:乾燥させて終了です。73

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