石黒産業エクステリアカタログVol.8
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Ⅱ.コンクリートブロック塀の基準(規準)コンクリートブロックの塀の基準は建築基準法に定められています。しかし、その内容は最低限の規定にとどまっていることから、詳しい設計を行う場合は、(社)日本建築学会の「コンクリートブロック塀設計基準」「組積造設計規準」が参考になります。ただし、使用するブロックの厚さは、建築基準法では100㎜以上であるのに対し学会規準は120㎜以上である点に注意してください(図-1)。ほとんどの場合、学会規準の定める数値がより高い安全性を求めた規準になっています。基礎の大きさ、ブロックの厚みは異なる塀高さ2m以下:100㎜以上塀高さ2m超 :150㎜以上ブロック厚さ塀高さ2m以下:120㎜以上塀高さ2m超 :150㎜以上ブロック厚さ塀の高さ2.2m以下塀の高さ2.2m以下根入れ350~500㎜以上基礎のせい400~550㎜以上根入れ300㎜以上基礎のせい350㎜以上建築基準法日本建築学会※鉄筋・控壁省略最大施工高さは同じ【最大施工高さ】●2.2m以下にしてください(図-1)。【ブロックの厚さ】●2m以下の塀は厚さ100㎜以上、2mを超える場合は厚さ150㎜以上のブロックを使用してください。【基礎のせい】●350㎜以上にして300㎜以上根入れします。【配筋】●鉄筋は9㎜筋以上で縦横に800㎜以下の間隔で配筋してください。●鉄筋は壁頂部および基礎の横筋に180°フックを行います。ただし、鉄筋の径の40倍以上を定着させる場合はこの限りではありません。【控壁】●3.4mごとに9㎜の鉄筋を入れた高さの1/5以上突出した控壁を設けてください。1.2m以下の塀は不要です。【構造計算】●平12建告第1355号・「鉄筋コンクリートブロック造の塀の構造耐力上の安全性を確かめるための構造計算の規準を定める件」により、構造上安全であることが確かめられた場合は規準の限りではありません。【建築基準法】補強コンクリートブロック造の塀図-1 ブロックの厚さと塀の高さ【最大施工高さ】●2.2m以下にしてください(図-1)。【ブロックの厚さ】●2m以下の塀は厚さ120㎜以上、2mを超える場合は厚さ150㎜以上のブロックを使用してください。【基礎】●基礎の形状と塀の高さは(表-1)の通りです。●基礎の根入れ深さは塀の高さによって変化します。(表-2)を参照してください。計算結果は(表-3)。【日本建築学会】コンクリートブロック造の塀基礎の形状I形基礎逆T・L形基礎土 質普通土改良土普通土改良土控壁(控柱)無し1.21.61.61.6控壁(控柱)有り1.41.81.82.2表-1 基礎の形状と塀の施工高さ(単位:m)※改良土とは、基礎周辺をコンクリートなどで固めたもの、またはそれに類するもの表-2 基礎の根入れ深さ (単位:㎜)※H:ブロック塀の高さ基礎の形状I形基礎逆T・L形基礎塀の種別補強ブロック塀350以上かつ(H+200)/4以上350以上かつ(Hー400)/4以上型枠ブロック塀450以上かつ(H+600)/4以上450以上かつH/4以上補強ブロック塀型枠ブロック塀HI形基礎逆T・L形基礎I形基礎逆T・L形基礎100035035045045012003503504504501400400350500450160045035055045018005003506004502000—400—5002200—450—550表-3 基礎の根入れ深さと塀の高さ(単位:㎜)75

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